ファスナーの名所
■上止(前止)
■引き手
■スライダー
※ファスナーを開閉するときに、エレメントをかみ合わせる役目
■エレメント(務歯:むし)
※かみ合うことで開閉します。
■テープ
生地へ取り付ける際に縫製(ほうせい)する部分
■下止
ファスナーの種類
メタル(金属)
コイル(樹脂)
ビスロン
ファスナーのエレメント(務歯)部分は、金属、コイル、ビスロンの3っの種類があります。
■メタル(金属)
エレメントが金属で出来ている仕様です。
エレメント部分には(合金、丹銅・洋白・アルミ)を使用
厚手の生地や、金属の風合いを生かしたデザインの商品向け
しかりした厚手の形状「バッグ、財布、ポーチ、ジャンバー、ジーンズ」などに使用されている
■コイル(樹脂)
エレメントが樹脂でコイル状になっている仕様です。
エレメント部分には(ポリエステルやナイロンを素材)を使用
主に衣類に多く、カラーバリエーションを生かしたデザインの商品向け
柔軟で加工もしやすいのが特徴、「衣類以外でも、バッグ、小物入れ」などに使用されている
■ビスロン
エレメントが樹脂で「射出して成型」になっている仕様です。
※射出成形(しゃしゅつせいけい)は合成樹脂の加工技術のこと
プラスチックファスナーとも呼ばれ、エレメント部分には(ポリアセタールやナイロンを素材)を使用
テープに顔料を練り込むため、テープとエレメントのカラーを同じにすることができて色の展開も豊富。
軽くて動きが滑らかで耐久性が特徴、「ブルゾンやパーカー、バッグ」などに使用されている。
エレメント ロック機能
スライダーの爪部分にロックがかかる構造になっている。
勝手に開いてしまうのを防いで、引手が下がっている状態はロックが機能して開かない。
引手を持ち上げることで、ロックが解除されて開く。
自然にファスナーが開くことができるタイプ
バッグや財布等で使用されていることがほとんどです。