靴の嫌な臭いの原因は・・・雑菌が原因!
靴の中は、温度の変化の影響で汗をかく傾向があり、足が密閉されて熱がこもってしまい、他の部分よりも多く汗をかきます。
しかも、足には汗腺が集中していて、足裏から発生する「汗の量」は、1日にコップ1杯分ともいわれています。
靴の中は、汗もたまり、足の角質や垢も豊富なので、細菌(雑菌)にとっては、好む環境になり、どんどん繁殖してニオイの原因となってます!
要するに、その栄養成分を食べた細菌(雑菌)が、分解することで発生する物質がニオイの主な原因です。
主な物質とは、「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」や「酢酸」が発生して、特に、イソ吉草酸は、独特の臭いを持っていて!(少量でも人に不快感を与える悪臭の1つ)です。
細菌が繁殖しやすい環境とは?
- 足に汗をかきやすい!
- 足に汚れ(角質)がたまっている!
- ストッキングやタイツで靴を履く!
- 靴下が清潔でない!
- 同じ靴を頻繁に履いている!
- 通気性の悪い革靴、冬場のブーツなど
温度が15度以上・湿度が70%以上で活発に活動する
特に「35℃~42℃」やや温度が高いところで増えやすい性質
湿度(水分)も雑菌繁殖の原因
靴の臭いを取るための5つの対策
靴から嫌なニオイが気になりませんか?
靴のニオイの原因とともに、ニオイの取り方や予防策として参考にしてください!
手軽にできるものは、まず試してみてください。
①10円玉の銅イオンは殺菌効果
靴に10円玉を4枚程度、入れることで消臭効果になる!
10円玉は、銅が95%含まれていて、「銅」には、水分に反応して「銅イオン」発生されます。
その「銅イオン」には、雑菌を分解させる抗菌作用があります。
その為、靴の中の雑菌繁殖を抑えられて、ニオイを軽減できます!
10円玉には、雑菌の減少が確認されているようです!
※10円玉は、定期的に取り換える必要があります。
②重曹には消臭効果や吸湿効果がある
靴のニオイを取る方法として、重曹が用いられている!
重曹には、「消臭効果や吸湿効果」があるので、臭いや細菌を抑えるが出来ますね!
汗などの酸性の汚れを、重曹が持つ弱アルカリ性で、中和作用で酸性のニオイを消してくれる効果がありますので、発生したニオイを除去し、雑菌が繫殖しにくくなります。
- 重曹を布に包んで靴に入れておく!
不織布や通気性の高い布で包んで靴の中に入れる
※お茶パックやストッキングでの代替えも
- 重曹スプレーを靴の履き口や内部に吹きかける!
濃度約1%の重曹液の作り方
容器に「水100mlに対して重曹を小さじ1(5g)」程度を溶かして入れる
※お気に入りのアロマオイルを数滴いれると香りも楽しめる
重曹液を直接吹きかけた方が効果が期待できます!
③消臭 抗菌機能が付いているインソール
インソールは、ニオイ対策としても活用でき、インソールを交換するだけというお手軽な方法です。
インソールに「消臭・抗菌」機能が備わっているものが沢山市販されております。
基本的には、汗を吸い取るものが一般的で、一定期間の使用でインソールの交換が必要になります。
④消臭スプレーをかけてニオイ対策
⑤定期的に靴のクリーニング
20年間で15万足以上の靴を手掛けている当店へおまかせください。
お気に入りの靴の匂いが気になっていませんか?
長時間、靴を履いていると、蒸れを感じることはありませんか?
皮革製品がすぐにダメになってしまうのも汗が原因なのです。
定期的に靴クリーニングをすることで、大切な革靴がずっと長持ちします。
皮革用に開発した様々な特殊洗浄剤を使用して、15万足以上もの経験を持つ職人が一足づつ確認しながら手作業でおこなっています。